タイヤの怪獣がお出迎え!大田区「西六郷公園(タイヤ公園)」

エリア&駅 東京都 大田区 西六郷 京急本線 雑色駅
カテゴリー

以前、京浜急行線に乗っていた時に、車窓からタイヤの怪獣らしきモノが見えてびっくり。「あれはなんだったのだろう?」とずっと気になっていて調べたら、たくさんのタイヤで有名な公園なのだとか。
さっそく行ってみることにしました!

「西六郷公園」は、東京都大田区西六郷にあります。京浜急行線雑色駅から徒歩10分ほど。「タイヤ公園」の名で親しまれています。
駐車場はないので、公共の交通機関や自転車でお越しくださいね。

大人気!タイヤでできた怪獣やロボットたち

「タイヤ公園」の特徴は、何といってもタイヤでできた巨大な怪獣!両手を広げ口を開けて、ギザギザの歯が見えます。鋭い眼光で睨みつけていますね。怪獣と大怪獣の2体がいますよ。
大人も見上げてしまうので、子どもから見たら大迫力に違いありません。

大怪獣の足から頭までの高さが8m、頭からシッポまでの長さが20mもあるのだそう。8mといえば3階建ての家の天井くらいです。
頭の上までのぼったら、いい景色が見られそうだな〜。

長いシッポはトンネルになっていて、中に入ったり上を歩いたりできますよ。

こちらはSFコーナー!?ロケットとロボットがありました。さまざまな直径や幅のタイヤを組み合わせて作られていますね。

真ん中にすべり台があり、ロケットとロボットの中間に着地します。近未来とレトロが合わさった不思議な世界に飛び込んでいくような感覚でしょうか。子どもたちは喜んで何回もすべりそうです。

ダイナミックに遊べる遊具がいっぱい

他には、大きなすべり台が2つ。小さい子どもから小学生くらいまで、元気にすべって楽しそうな声が響いていました!小さい子どもはパパママと一緒にすべっていましたよ。

公園内はぐるりとタイヤで埋め尽くされています。

普段は見られないような大きなタイヤのブランコも大人気でした。重機か何かに使われていたのかな?想像したり、調べたりするのも面白いですね。

ジャングルジムやアスレチック、ブランコなどもありました。子どもの年齢に合わせて、さまざまな遊び方ができそうですね。
こうして改めて見ると、タイヤといっても形、大きさ、使用された車両の種類など、本当にさまざまですね。珍しいタイヤについて調べてみたくなりました!

海外からも注目を集めていたタイヤ公園

「タイヤ公園」は昭和44年(1969年)に開園しました。開園当初、日本だけでなくアメリカやオーストラリアなど海外でも紹介される人気ぶりで、今でもたくさんの人々に親しまれています。

使用されているタイヤの数はなんと3,000本!大小さまざまな種類の古タイヤでできています。エコなだけでなく、ここまでくると芸術ですね!

公園内の足場は砂で埋め尽くされ、タイヤから飛びおりた時の衝撃を吸収するクッションになっていますよ。

花壇には四季折々の花が咲き、タイヤの黒に彩りを添えています。目の前を京浜急行の車両が通るので、電車好きの子どもも大満足ではないでしょうか。

タイヤの植木鉢もかわいい!すみずみまでタイヤへの愛が見られます。

公園内には屋内の休憩所があり、ひと休みしたり軽食をとることも可能です。長い時間遊べそうなので、日差しや突然の雨を避けて休憩できるのは助かりますね!
オムツ替えや授乳室も併設されているので、赤ちゃん連れのファミリーにはありがたいですね。

近隣には飲み物の自動販売機やコンビニもあるので、水分補給や軽食の調達もできますよ。

タイヤの遊具で遊ぶ子どもだけでなく、お散歩や休憩などで利用する人も多く、近隣の方々の憩いの場として親しまれていました。

みなさんもぜひ「タイヤ公園」で、子どもと一緒に思いっきり体を動かしたり、電車やお花を眺めたりして楽しんでくださいね!

西六郷公園(タイヤ公園)
住所:東京都大田区西六郷1-6-1
アクセス:京浜急行線「雑色駅」蒲田方面出口から徒歩10分
電話:03-5713-1118(地域基盤整備第二課)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。
エリア&駅 東京都 大田区 西六郷 京急本線 雑色駅
カテゴリー