ラーメンって、どうしてこんなに写真映えするのでしょうか?
我ながらとてもおいしそうな写真が撮れました。
「蒲田に住んでいます」というと、ラーメン屋さんが有名だよね!と、言われます。昔からの有名店も多いなか、新しいラーメン屋さんも増えています。
今回は矢口渡にある、「中華そば 裏慶(りけい)」を紹介します。鶏と魚介スープの淡麗中華そばを提供する、小さなラーメン屋さんです。
これを読むと裏慶のラーメンが食べたくなるはずです。
矢口渡駅から徒歩4分、カウンター6席のラーメン屋さん
お店は東急多摩川線の矢口渡駅から徒歩4分、東京都道311号環状八号線(環八)沿いにあります。お店の前には歩道橋があり、道路からは見えにくいですが、矢口渡駅から環八を蒲田方面に歩いて行くと、看板が見えます。
お店の入口は全面大きなガラスのドアです。
外から店内が良く見え、初めての人でも安心して入れます。
清潔感のあるシンプルな店内。カウンターのみで6席です。
メニューは醤油そば、塩そば、つけ麺、限定麺
ラーメンは、醤油そば、塩そば、つけ麺、限定麺があります。この日の限定麺は白ごま坦々麺。
醤油そばと塩そばが同じくらい人気だそうです。
限定麺は、最近は白ごま坦々麺ですが、これまで黒ごま坦々麺、ベジタブルチキンカレーつけ麺、夏は冷たい「鰹昆布水つけ麺」なども提供されています。
今回は特製醤油そばをいただきます。
「特製」というのは、5種類のトッピング(豚もも肉、鶏むね肉、味玉、ワンタン、つくね)の全部乗せです。
ラーメンを待ちながらテーブル上のメニューを見ます。
サイドメニューはご飯ものだけなので、少ない席数でも回転は良さそうです。
そして、メニューの裏を見てみるとこだわりがいっぱい!
麺、スープ、各食材の詳細が説明されています。
スープは鶏、魚、昆布を使い、醤油そばは5種類の醤油、塩そばは5種類の塩とホタテ出汁を使用。こだわりが強いです。
おいしいラーメンと個性的なトッピング!
特製醤油そばは、細麺に上品で優しいスープがおいしいです。
トッピングの豚チャーシューは肉の旨みを感じ、鶏ハムは厚めなのにしっとりプリっとしています。つくねは風味が気になりました。つるんとしたワンタンは大きく、煮玉子の黄身は濃くトロリとしておいしかったです。
裏慶のここがすごい!店主さんに聞いてみました
後日、特製塩そばもいただきました!塩味が素材のおいしさを引き立てます。
店主さんに、おいしさの秘密を教えてもらいました。
ーーとてもおいしかったです!店主さんからみた裏慶のおすすめポイントはなんですか?
店主さん:バランスです!
何か1つの食材を前に出すのではなく全体的にバランスよく仕上げています。
ーーラーメンもおいしいけど、トッピングも魅力ですね。手作りですか?
店主さん:麺とワンタンの皮以外は手作りです。時間と自分の体力と相談して今はここまで…いつかは全て自分で作りたいと思っています!
ーーそうだったんですね!つくねの食感や風味が好きです!どうやって作っていますか?
店主さん:つくねは柚子胡椒でアクセントをつけています。
また、他のラーメン店では茹でている所が多いですが、うちはコンベクションオーブンで焼いています。まわりは少しカリッとして中はふっくらジューシーに仕上がり、焼き鳥屋のつくねに近い感じです。
ーー手がこんでいますね!豚チャーシューは凝縮された肉の旨みを感じました。
店主さん:吊るし焼で作っているからだと思います。釜の中で豚を吊るして焼いています。
余分な油が落ちてその油が熱されて煙が立ち込めるのですが、その煙に燻されて香り高いチャーシューが出来ます。
豚チャーシューを作っている時の写真をご提供いただきました。
お話を聞いていると、もはや研究家です。ラーメンは研究の積み重ねとのこと。
最後には「昔からラーメンが大好きで、自分の腕で食べていきたいと思っていた」と語ってくださいました。
まさに、ここでしか食べられない1杯です。
お店の情報はX(@rikei_2023_01)で発信されています。
営業時間や限定麺の情報など、チェックしてみてください。
蒲田のラーメンが盛り上がっています
店頭には「蒲田ラーメントーク」のイベント案内が出ていました。
裏慶も参加します!トークイベントが開催されているなんて、蒲田のラーメンが盛り上がっている証拠ですね!
裏慶は常連さんに愛されていて、近隣のみならず、遠方のお客さんも多いそうです。
ぜひ、みなさんも足を運んでみてほしいです。
中華そば 裏慶
住所:東京都大田区多摩川1-1-6
交通:東急多摩川線「矢口渡駅」徒歩4分
営業時間:11:00〜14:30、18:00〜21:00日祝は昼営業のみ
定休日:月曜日
駐車場:無し