大田区で子育てをしている私が、お気に入りの公園の一つである「松仙児童公園」について今回紹介したいと思います!
御嶽山駅からは徒歩約10分程度。沿道からは新幹線やさまざまな電車が垣間見えます。新幹線や電車好きの子どもがいる家族の散歩コースには、おすすめな場所です。

新幹線好きの聖地!?東海道新幹線を眺めながら向かえる公園
御嶽山駅は東急池上線と東海道新幹線が上下で交差しており、駅構内から新幹線が見える珍しい駅です。アド街ック天国でも紹介されるほど、その界隈ではひそかに有名な駅です。
そんな御嶽山駅を降り、東海道新幹線の路線に沿って「松仙児童公園」へ向かいます。
道中では新幹線のほかNEX(成田エクスプレス)といった人気車両に加え、運が良ければ貨物列車やドクターイエローも見えます!
実際に歩いているとカメラ片手に、狙いの電車を撮影すべく、スタンバイしている人もいました。
新幹線や電車を見ながら「あれは何線かな?」なんて子どもたちと話しつつ、歩いていくと、閑静な住宅街に入ります。そこを右手に進むと松仙児童公園です。
住宅街の中にあるため、立ち寄られたことのある方は少ないのではないでしょうか?
小さくて静かな公園ですが、自然の遊び場は子どもにとっては格好の場所です。にぎわいもほどほどなので、特に幼児さんたちとゆっくり遊ぶのに適している公園だとおもいます。

入口には季節を彩る草木があり、四季がある日本の良さを感じさせます。

夏場も楽しめる木陰の多い公園
公園のいいところは自然遊びが気軽にできる点ですが、ただ夏場になると悩ましい問題がでてきます。それは日差しが強すぎて公園で遊べない問題。深刻ですよね。
外は暑いから、そんな理論が子供たちに通用するわけもなく、有り余るエネルギーは家の中では発散しきれません。
しかし、涼しい遊び場である水族館や屋内は避暑狙いの人だらけ…。頑張って公園に行っても熱中症のリスクが高まり、親の方が暑さにやられてヘトヘトです。
そんな時、我が家では松仙児童公園に向かいます。

ご覧のように公園の中心には大きな木と椅子があります。特に砂場を覆う木の天蓋はうまく日陰を作ってくれて、涼しく遊ぶことができます。

冷房が効いた涼しい室内ももちろんいいのですが、熱中症に注意しつつ、汗をかいて夏を楽しむというのもアリです。
想像力を養う子どもたち発案の遊び
小さな公園ですが、定番の遊具はあります。砂場の奥にはブランコがあり、公園の中心には滑り台もあります。これだけでも子どもたちは、十分に遊べます。

トイレ横には水汲み場もあり、バケツで水を汲み砂場で川を作ったりもできます。水遊びは多少濡れてしまいますが、はしゃぐ子どもを濡れないようにするのは不可能。夏場なら天候が良ければすぐ乾きますよね。

一見するとただの石。私ならせいぜい「腰を下ろして休憩するのかな?」くらいにしか思っていなかった場所でも、子どもたちは想像し、いろいろな遊び方を思いつきます。

子どもに呼ばれて向かうと、私はサメ役とのこと。子どもたちは、この石の上を渡り歩きます。サメは子どもが水に落ちたところを食べるために、忍者のように息をひそめて狙いを定めます。子どもたちが降りたその瞬間、サメ役の私は手を大きな口に見立て、子どもたちを食べるため追いかけます。
この日は鬼ごっこならぬサメごっこでたくさん遊んだ一日でした(笑)。どんな場所も楽しい場所にする子どもの発想の豊かさには、いつも感動します。
大田区には本当にステキな公園がたくさんあります。
大規模な公園もありますが、たまには松仙児童公園のような身近な公園でオリジナルのごっこ遊びを楽しんでみませんか?
子どもたちと一緒なら、きっと斬新でステキな遊び方を見つけられると思います!
松仙児童公園
住所:東京都大田区東嶺町12-17
アクセス:東急池上線「御嶽山駅」から徒歩約10 分
駐車場:無(近隣パーキング有)