五反田でふれあう自然に心身もリフレッシュ!「池田山公園」

JR山手線・東急池上線・都営浅草線が乗り入れ、多くのビルが建ち並ぶ街、五反田。
五反田駅から15分ほど歩いたところに「品川区立池田山公園」があります。
緑に囲まれた公園内を散策していると、ここが都心であることを忘れてしまうほど!
今回は品川区東五反田にある池田山公園をご紹介します。

池田山公園とは?

灯篭(とうろう)がとても良い雰囲気!

橋をわたって、高台へ向かいます。

池にはたくさんの鯉が泳いでいますよ♪

公園内には滝も流れています。

心地よい、せせらぎの音に心がいやされます。

池田山公園は品川区立の公園として開園した池泉回遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)です。
池泉回遊式庭園とは、日本庭園の様式のひとつで園内の中央に池があることが特徴。池田山公園も起伏に富んだ地形を生かしながら周遊する公園で中央に大きな池があります。

季節ごとの美しい景色を楽しめる池田山公園は「しながわ百景」にも選ばれています。

四季折々の植物が楽しめる!

池田山公園で見ることができる植物が、紹介されています。

緑あふれる景色の中、園内を散策。いかがですか?ここは五反田ですよ!

園内には休憩スポットもあるので、ゆっくり散策が楽しめます。

高台のデッキから公園内を眺めながら休憩ができます。

池田山公園では、多くの植物を見ることができますが代表的なものは以下のとおりです。

  • 梅(2月中旬~3月中旬)
  • 椿(2月下旬~3月)
  • つつじ(4月中旬~5月中旬)
  • 花菖蒲(5月下旬~6月上旬)
  • 紫陽花(6月~7月中旬)
  • 紅葉(11月中旬~12月)


園内のいたる場所に植物を紹介した札が立てられているので、楽しみながらゆっくりと散策できるほか、休憩スポットもあるので安心です。

また、池田山公園はお弁当の持ち込みもOK。家族やお友達同士でお弁当を持って、ピクニック気分を満喫するのも楽しいですよ♪
ただ、注意したいのはお弁当は休憩スポットの椅子で食べるのは問題ありませんが、園内にシートを広げて食べるのは禁止です。(※公園管理事務所へ確認済み)

歴史ある池田山公園

江戸時代、小高い山に見えたという池田山。公園までの道のりも坂道が続きます。

池田山公園の周辺は江戸時代初期、備前岡山藩池田家が約38,000平方メートルの広大な下屋敷を構えたことからはじまります。

下屋敷は当時、大崎村にあったことから「大崎屋敷」ともよばれ、近くを流れる目黒川からは小高い山に見えて、いつしか「池田山」と呼ばれるようになりました。
広大な敷地にはカモ場(※カモ猟をするための場所)もあり、遠くに富士山も見えたそうです。

大正時代末期から、宅地化がすすみ現在の住宅街の姿に変わりますが、昭和時代初期まで池田家ゆかりの方が暮らしていたとのこと。

この旧池田邸のうち、約7,000平方メートルを品川区が買収し、公園として整備をすすめて開園したのが池田山公園です。

パワースポットでもある池田山公園

公園入口にある井戸。

霊峰富士山から皇居へと流れる「龍脈(りゅうみゃく)」上に位置する池田山公園は、都内随一のパワースポットでもあります。

龍脈とは、風水において大地が持つ「気」の流れ道のこと。
地の「気」が龍脈を通じて流れており、流れを阻害すると諸々の良くないことが起こるともいわれます(出典=weblio辞書)

公園内の滝や池は浄化効果が高いといわれ、「気」のパワーをいただきたいと願う人も多く訪れています。

今回、ご紹介した五反田の池田山公園は、とても都心とは思えない自然に恵まれた静かなスポットです。
公園の散策はもちろんのこと、あわただしい毎日の生活を送る中、ホッとひと息つきたい時、池田山公園で過ごす時間は、きっと心のリフレッシュにもなりますよ。

今度の休日は、ぜひ池田山公園を訪れてみませんか?

品川区立池田山公園
住所:東京都品川区東五反田5-4
アクセス:JR山手線、東急池上線、都営浅草線「五反田駅」より徒歩約15分
JR山手線、東急目黒線「目黒駅」より徒歩約15分
電話番号:03-3447-4676
営業時間:7:30-17:00
7〜8月は7:30-18:00
定休日:12月29日-1月3日
駐車場:なし
公園内での飲食:可能(ただし、公園内でシートを広げるのは禁止)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。