今回紹介するのは、梅屋敷駅から徒歩3分ほどの位置にある「Kitchen Mare(希)」です。
京急本線梅屋敷駅で下車し、第一京浜道路側へ右折します。信号を渡って直進していくと右側にお店があります。目印は手書きのボード。

JR線蒲田駅からも徒歩20分程度です。大通りがお店の近くに通っており、道もわかりやすいため、歩いていくのもおすすめです。
いざ入店!
入口と店内には手書きの黒板があり、メニューと値段が書いてあります。

シンプルなメニューだからこそ、どれにするか迷いますね。
サバ焼き定食、ホッケ焼き定食、塩鮭定食はすべて炭火で魚を焼いて提供。
豚肩ロースのソテージンジャーソース定食は、あえて生姜焼きと書かないところにこだわりが見えてとても気になります。
本マグロの漬け丼定食は、間違いないおいしさ。
迷った末今回は、めずらしい本マグロのほお肉ステーキ定食をセレクト!
カウンター席とテーブル席があり、家族でももちろん、一人でも入りやすいお店です。
席につくと店主が急須でお茶を入れてくれます。あらかじめポット作っておくお店も多い中、一杯一杯入れてくれるところに店主のやさしさを感じます。
店主に客層を聞くと、家族連れだけでなく、単身赴任されている方も多いということでした。
清潔感と温かみのある店内、店主のやわらかな雰囲気とこまやかな気配り。仕事終わりにご飯を食べに来る方の気持ちがわかります。
カウンターでは、オープンキッチンのため目の前で料理が作られていくのを見ることができます。
本マグロのホホ肉は下味をつけて、フライパンで焼き、オーブンへ。オーブンで火入れをしたのち、再度フライパンで焼き、盛り付けへ。
オーブンを開けた瞬間にただよう、魚の焼ける香り。そして、フライパンで仕上げに焼かれる音。
お昼時にうかがいましたが、より一層お腹が減ってきました!
テーブルの上に到着!

本マグロのほほ肉のステーキは、たっぷりの野菜にドーンと乗っています。
表面はカリッと焼かれつつ、箸で切れるほどやわらかく火入れをされたほほ肉のステーキ。
下処理がしっかりされている本マグロのほほ肉は臭みがなく、おいしさが凝縮されています。
上にかかっているソースは、自家製のさっぱりとした香味ソースです。
野菜は複数種類使われており、シャキシャキとした食感を楽しめます。白髪ネギやかいわれ大根などが混ぜられて、ピリッとした食感がアクセント。加えて、マヨネーズ風ソースもかかっており、一口食べるごとに味の変化を楽しめます。
小鉢は、大根おろしとしらす、青菜のナムル、香の物の3種類。
大根おろしとしらすとのマリアージュ!醤油をたらせば、さらにごはんがすすみます。
ナムルは、ごま油がきいており、わたし好みの味。小鉢では足りず、もっとたくさん食べたくなりました。
香の物は、パリポリとした食感。さっぱりとしており、箸休めにぴったりです!
そしてお味噌汁。具材は、油揚げとわかめとねぎ。出汁がきいており、一口飲むとホッとします。
気がついたら、お皿の中は空っぽでお腹いっぱいになりました。
夜のメニューで味わえる湘南ゴールドのお酒&料理
店主のご厚意で、デザートに湘南ゴールドをいただきました!

皇室に献上されている農園のものらしく、黄色い見た目とは裏腹に、甘くスッキリとした味です。また、香りが今まで食べてきた柑橘類に比べて別格。さわやかでどことなく甘さが残る香りに、ステキなご飯の締めになりました。
このとってもおいしい湘南ゴールド。実は夜に提供しているサワーや料理に使われているそうです。
お店の中には夜のメニューもあったので、思わず写真をパシャリ。

この他にも卓上に定番メニューがあります。気になったのは、本日のアヒージョ!冬は牡蠣のアヒージョを提供しているそうです。お酒は、サワーだけでなく、特選の地酒や焼酎も充実しています。
今度来店する際は、友人を連れて、おいしい料理とお酒を堪能したいと思います。
炭火で焼いたサバ、ホッケ、塩鮭はテイクアウトも可能。家にコンロがない方はもちろん、家で焼くと匂いが気になる方の味方のお店です。
焼くのに15分程度かかるため、事前に電話での予約がおすすめです。
支払い方法は、現金、クレジット、Pay Payに対応しています。
女性一人でも安心して入店できます。仕事帰りに気軽に寄れる雰囲気のお店なので、ぜひお近くに住む方は訪問してみてください。
Kitchen Mare(希)
住所:東京都大田区大森中2-23-4美晴ハイツ1階
アクセス:京急本線「梅屋敷駅」から徒歩約3分
TEL:03-6450-0430
営業時間:平日ランチ11:30‐14:00/ディナー18:00-22:00
休日ディナー17:00-22:00
土日祝のランチは日によりますので、店舗にご確認ください。
定休日:水曜日