食べる人、使う人、つくる人が満たされ廻る三軒茶屋「みつる堂」

毎日の仕事や生活、ちょっと疲れたなぁ。ほっとできる場所があったら良いのに…。

せっかくの休日にすることはパターン化しているし…周りの人が、なんだかキラキラ充実しているように見えるなぁ…。

子育て中でなかなか行きたいところにも行けないし外食もできない、孤独感があるなぁ…。

生活している中でなかなか言えない悩みや不安、思うところって、沢山ありますよね…。

私自身「最近良いことあったっけ?」と思い出すことの方が難しく、なんだか寂しい日々が続いていた今日この頃、今回ご紹介する【みつる堂】さんに出会いました。

【三茶】こと、三軒茶屋駅から徒歩約8分。住宅街にひっそりと佇むお店です。
駅前とは違い、静かな住宅街を歩いていると看板を発見!書かれている文字にふと目をやると、

「魂がよろこぶ養生ごはん」

その言葉にすでに私の魂は揺れ動き、いざ!入店。

ドアに取り付けられた鈴の「ガラン」という重ためな音。

入った瞬間感じる木の温かい雰囲気やすぐ横に見えるキッチン、物販スペースを通り店内へ進むと一本の木が力強く天井へ伸びているのが圧巻の掘りごたつ席。

掘りごたつ席に座ると少しボーッとしてしまうような、どこか懐かしい居心地の良さに、時が止まったような不思議な感覚になりました。

お店のテーマは【こころ みつる くらしを。】

玄米、雑穀、ジビエ、重ね煮、発酵の5つの食材・調理法を基本として、人や環境にやさしいお料理を作られているそうです。

メニューは、定食やバーガー、丼もの、麺類、一品料理…よく見ると、
【鹿肉のメンチカツバーガー】
【猪のキーマカレー】
【猪ボーンスープのフォー】
【鹿のタコライス】
など、珍しいジビエメニューが沢山!

鹿肉がハンバーガー!?
猪のボーンまで使ったフォー!?と食べたことのないメニューに私は大興奮!

まずは、ドラゴンビール(スカイ)。

そして、雑穀コロッケ。

お惣菜盛り合わせ。

何ともお酒好きなチョイスになってしまいましたが、一つ一つのお料理にこだわりや食材の旨味をしっかりと感じます。
初めてきた場所とは思えないような居心地の良さと、美味しくこだわりのある食事をいただき、心がスッと軽くなっていきました。
たまにはホッと落ち着ける時間を過ごすことって大切ですね。

ママ会で再訪問

みつる堂さんが気に入ってしまった私は後日、今度はランチでママ会の会場として再訪問。
友人の子どもたちもみつる堂さんのご飯に大喜び!
「もっと食べる!」と、私の食べている分まで食べようとしていましたが、そこはギリギリ回避…(ホッ)

ビーツのピザは色も鮮やかなので目でも楽しい!食べても美味しい!
さらに無農薬野菜や小麦全粒粉100%の生地を使っているので安心です。
子連れで気軽に行けるお店はなかなか少ないので、嬉しいですね。

この日私は「みつるプリン」をテイクアウトしました。
卵の味が濃厚で、とっても美味しいです!手土産にもぴったり!
お弁当や、デザートもテイクアウトができるので、ご自宅でもみつる堂さんのご飯が楽しめます。

そして!
先日2周年を迎えられ、そのイベントからスタートした【縄文ホットケーキ、虹色ホットケーキ】
今すぐ食べたい!ところですが、しばらくは「ある時のみ」だそうです。
もう少ししたら常時メニューに載る予定だそうなので楽しみです。

3階建ての店内

みつる堂さんはお店が3階まであり、1階はキッチンと食事ができる掘りごたつ席やカウンター、物販スペースがあり、2階ではイベントやワークショップができるスペースになっています。

なんと3階には屋上菜園があります!見学もさせてもらえますよ!

魅力的な季節を楽しむワークショップ

また、冬は味噌作り、春秋はぬか床、6月は梅仕事等の季節を楽しむワークショップもされています。

手作り味噌のお料理を食べて、冬を暖かく過ごすのも素敵だなぁと、私自身とても気になっているワークショップです。

日々の生活に追われ、自分自身の体や心のSOSに気がつかず、そしてまた頑張る…。
そんな時は、みつる堂さんへ行くとゆっくり自分と向き合うことができ、食事のありがたさや人のぬくもりを感じ、自然な循環の中に自分もいることを感じられる素敵な場所です。

是非、みつる堂さんで満たされ廻る心地良さを体感してみてください。

みつる堂
住所:東京都世田谷区上馬1-31-14
交通:東急田園都市線「三軒茶屋駅」南口B出口から徒歩約8分
連絡先:03-6709-9578
営業時間:11:30〜21:00(20:00ラストオーダー)
定休日:月曜日
駐車場:無

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。