「銭湯が多い」というのは大田区の魅力のひとつだと思います。銭湯情報サイトで確認したところ、大田区には30以上の銭湯がありました。
のびのびと、広い湯船につかることは、日常のちょっとしたぜいたくだと思いませんか?
大田区の銭湯マップを眺めてみたら、まだ半分くらいしか行ってないと気づきました。
その中には、何度も通っている銭湯があります。
今回は、矢口渡にある「草津湯」を紹介します。
地元に愛されるステキな銭湯です。
草津湯にはバリエーション豊かな湯船と、サウナがある!
草津湯は矢口渡駅から徒歩約4分、安方商店街にあるマンション型銭湯です。
開店時間は12時と、他の銭湯より早めです。それでも待ちきれない常連さんが、開店前から並ぶこともあるそうです。
40度前後のお風呂は、ジャグジー、うたせ湯、ジェットバス、電気風呂、寝湯などバリエーションが楽しめます。あとは、少し色のついた「鉱水の湯」もあります。月に1度くらいの頻度で特別湯も開催されていて、5月はしょうぶ湯だったそうです。
そして、サウナと水風呂もあります!
水風呂は19度くらいです。キレイな青色のタイルがより冷たさを感じさせます。
サウナですが、お話を聞いて初めて知ったのですが、男女でサウナの種類や温度が違うことが判明しました!男湯は90度くらいのドライサウナで、女湯は70度くらいの湿度の高いサウナです。身体の中がじわじわと温まります。
サウナ室にはテレビが設置されているので、熱さに耐えながらも、退屈せずに過ごすことができます。
銭湯にサウナがあると、得した気分になりますが、草津湯では入浴料にサウナが含まれています!
これは結構うれしいです!
そして、草津湯には備え付けのシャンプーやボディーソープがあります!
タオルも安く借りることができるので、身軽に銭湯を楽しむことができます。
お風呂上がりのお楽しみ
お風呂上がりに欠かせない、ビン牛乳はもちろん、お酒も、おつまみもあります!
休憩エリアが広くて、リクライニングチェアが並んでいます。背もたれを倒してリラックスできるのが良いです。
飲み物片手に、ぼんやりテレビを見たり、スマートフォンを触ったり…。お風呂上がりの心地よい脱力感で、ぼーっと過ごせます。
草津湯のおすすめポイントまとめ
ここまでお伝えしたように、草津湯のおすすめポイントはたくさんありますが、私は特にこの3点がお気に入りです。
- 12時に開店する
- サウナ代が入浴料に含まれている
- リンスインシャンプーとボディーソープが設置されている
これ以外に、おすすめポイントはありますか?
と、ご主人に聞いてみました。
「ビールサーバーを置いていることがお客さんに喜ばれる!」とお答えいただきました。
そういえば、メニューに生ビールや樽生サワー(レモン/梅)があります。
この日も、お風呂上がりのお客さんが生ビールや樽生サワーを次々と注文されていました。受付の奥にある冷蔵庫には、サワーのための輪切りレモンと梅干しが常備されているのが見えます。
また、私がお話をお聞きしていた時に、常連さんもおすすめを教えてくださいました。
「洗い場が広くて、思いっきり身体を流せて、それが気持ちいいんだよね!」とのことです。
銭湯それぞれに魅力があると思いますが、訪れる人がおのおのに好きなところを語れる草津湯は、やっぱり良い銭湯ですね!
草津湯は、ホームページもなければ、SNSでの発信もしていません。
定休日などのお知らせ方法もこんな感じです。受付に置いてある切符くらいのサイズのメモ。この手作り感にも親しみを感じます。
常連さんに愛されながらも、サウナブームの影響なのか、若いお客さんも多く見かけます。
みなさんにも、ぜひ訪れてみてほしいです。
草津湯
住所:東京都大田区東矢口2-7-21
アクセス:東急多摩川線「矢口渡駅」より徒歩約4分
TEL:03-3758-2375
営業時間:12:00-24:00
定休日:不定休