今回紹介するのは、京急本線「北品川駅」から徒歩約2分。旧東海道近くの住宅街にたたずむカレー屋さん「ロビンソンクルーソーカレーハウス」(以下、ロビンソンクルーソー)です。
とてもアットホームでやさしい雰囲気のカレー屋さんですが、実は知る人ぞ知る、すごい特徴があるんです。
それは、カレーの辛さを無限大に選べること。辛口のカレーが好きな人からの人気も高く、お昼には行列もできるほどです!
それでは、さっそくお店に入ってみましょう。
夫婦で営むアットホームなカレー屋さん

京急本線北品川駅の改札を出て左側の踏切をわたり、すぐ右に曲がり歩くとロビンソンクルーソーが見えてきます。
お店は、旧東海道近くの住宅街の中にあり、こじんまりとしたたたずまいです。

ご夫婦で営む、とてもアットホームなカレー屋さん。

店内はカウンター席とテーブル席のほか、座敷もあるのでグループでも安心です。

東海道品川宿が近いこともあり、カレーのメニューも「北品川カレー」、「八ツ山カレー」、「高輪カレー」、「日本橋カレー」など東海道や品川周辺にちなんだ地名がつけられています。
選べる辛さは無限大!
冒頭でも書いたとおり、ロビンソンクルーソー最大の特徴は辛さを0から無限大まで選べること。
1倍あたり、10円で辛さを増やすことができるシステム。店長さんにお聞きしたところ、50倍の辛さの場合、大手カレーチェーン店「CoCo壱番屋」の5辛に相当するそうです。
これまでの辛さの最高は、なんと14,000倍の辛さのカレーを完食した人がいると聞いてビックリ!




店内には辛さ50倍以上のカレーを間食した人の名前がずらりと並んでいます。著名人の名前もたくさんありましたよ(笑)。
なお、2024年から店内に名前が掲載されるのは、辛さ100倍以上を完食したお客さんに変更されました。
完食にはルールがあり、ルウも残さずきれいに食べないといけません。ご飯だけ全部食べてもルウが残っている場合は完食になりませんのでご注意ください。
完食後、希望すれば写真のように名前とコメントを書いた色紙を店内に飾ってくれますので「我こそは!」という人は、ぜひチャレンジしてみませんか?
辛口が苦手でも安心!


ロビンソンクルーソーのカレーは、まろやかでコクのある欧風カレー。
辛さを指定しなくても、とてもおいしいカレーが味わえますので、辛口が苦手な人も心配は無用です。
安心してお店にいってみてくださいね!
写真は「北品川カレー」。ごはんの上にたっぷり盛られたほうれん草が特徴です。
ボリュームたっぷりのほうれん草に圧倒されますが、ソテーされたほうれん草はカレーとの相性も抜群!
この日、選んだ辛さは20倍。ほどよい辛さでおいしくいただきました。

後日、ふたたびお店を訪問して食べたのが、シーフードカレーの「江戸前カレー」です。
この日は、辛さ30倍でいただきました。
店長さんから「30倍はそれほどでもないでしょ?」と声をかけられ、「確かにもっと行けそうかも?」と会話も弾みました(笑)。


さいごは「高輪カレー」。ごはんの上に大きな鶏モモ肉がのっているので北品川カレー同様、見た目に圧倒されます!
揚げたてアツアツの鶏モモ肉は、表面がカリッとして中はやわらかくジューシー。そのまま豪快にかぶりつきながら、おいしくいただきました。

カレーの全メニューに野菜サラダがつくのも、うれしいサービスです!
夜にはお酒と小料理も提供

18時以降は「小料理ロビンソンクルーソー」としてカレーのほか、お酒や小料理も提供されます。

また、119分飲み放題の「カプサイシンパーティ」という予約プランもあり、こちらは6名以上から予約できますが、締めにはカレーが出るそうです。
地域に愛されるカレー屋さん

3回目の訪問は夜でしたが、カレー以外のお客さんがお酒を飲みながら店長ご夫婦と会話を楽しんでいました。
実直でつねにお客さんへの気配りを忘れないご主人と明るく話しかけてくれる奥さま。
微笑ましくも、ご夫婦のあたたかい人柄を感じることができ、これこそが長年お店が繁盛している一番の理由だと思いながらお店を後にしました。
ご夫妻は「お父さん、お母さん」という表現がぴったり。家庭的であたたかい雰囲気のカレー屋さん、ロビンソンクルーソー。
辛口カレー好きの人はもちろんのこと、多くのみなさんにオススメしたいお店です。
ロビンソンクルーソーカレーハウス
住所:東京都品川区北品川1-25-6
アクセス:京急本線「北品川駅」より徒歩約2分
電話番号:03-5479-8955
営業時間:11:00-21:30
※ただし、開店時間は11:30の場合もあるので電話にて要確認。
定休日:無休
駐車場:なし
支払い:現金のみ