用賀駅南口徒歩約3分!木の温もりを感じる地元民のくつろぎカフェ「WOODBERRY COFFEE ROASTERS 用賀本店」

Screenshot

東急田園都市線の都会の佇まいと緑の調和がとれた昔ながらの街、用賀。
用賀駅南口から歩いて徒歩約3分の裏路地に、地元民やコーヒー好きから愛されるスペシャルティコーヒー専門店があります。
今回ご紹介するのは、その名も「WOODBERRY COFFEE ROASTERS 用賀本店」です。

こだわりのコーヒー豆

WOODBERRY COFFEE ROASTERS 用賀本店は2012年6月にオープン。
現在代官山や渋谷など7店舗あるうちの本店になります。
最近、用賀界隈に増えてきたコーヒー専門店の先駆けと言ってもよい存在です。

目指すところは、取り扱うすべての豆を現地で買付けすること。
創業以来、少しずつ実現化へ向けて動き、今では店頭に並ぶ12種類ほどのコーヒー豆のうち半数は現地で買付けしてきたものだそうです。
創業10周年の2022年には、代表の木原さんと用賀店店長の井川さんが現地の農園(エルサルバドルとグアテマラ)へ赴き、現地スタッフと一緒に収穫から乾燥などの工程を経て、味作りから取り組まれました。

また、焙煎所を荻窪店に集約することにより、店舗間で品質にブレが出ないようにするという味へのこだわりも。
完全熱風式の焙煎方法を採用した、省エネルギーでエコな焙煎機を使っているそうです。

アロマテイスティングのサービス

その日の気分や天気などによって、コーヒーの味わいもさまざま。
12種類ものコーヒー豆から好みのものを選ぶのは、なかなか大変ですよね。

そこで、WOODBERRY COFFEE ROASTERSではお客さまに実際に豆の香りを「ティスティング」してもらい、好みのものを「実体験しながら」選んでもらいます。
当日はこちらの3種の香りを試させてもらいましたが、コーヒーに詳しくない私でも違いが分かるほど、それぞれの香りに個性を感じました。
自分の鼻で確かめて、オーダーする特別感。
なんとも嬉しいサービスですね♪

バリスタによる、こだわりの抽出

抽出方法はエスプレッソ式とドリップ式があり、お客さんのリクエストに応じてバリスタが淹れてくれます。(写真は店長の井川さん。国内のバリスタたちが競い合う「ジャパンハンドドリップチャンピオンシップ2020(JHDC)」では3位入賞という経歴の持ち主です!)
一つ一つ丁寧に作るので、多少の時間はかかりますが、それもこれも至福の味わいのため。

素材にこだわった軽食とスイーツ

コーヒー専門店でありながら、カフェメニューも充実しています。
どれもヘルシー志向かつ素材にこだわりが詰まっていて、選択に迷います。

おすすめは、ブランチのロックストースト。
ロックスとはスモークサーモンを指し、クリームチーズと一緒に食べるのがニューヨークスタイルだそうです。
おしゃれなテラス席でいただけば、ニューヨークでブランチを食べているような気分を味わえるかも?

フードペアリングへのこだわり

今回は店長さんのおすすめで、こだわりの現地買付け品・エルサルバドル産のコーヒー豆「ミレイディ パカマラ」の中浅煎りコーヒーを注文しました。

コロンとした取っ手のないカップとポット状の陶器で提供されます。
カップに注ぎながら、時間とともに変化するコーヒーの味わいを楽しむことができますね。

いつもはラテ派なのですが、今日は豆の味わいを楽しみたかったのでブラックで。
嫌な酸味や苦みもなく、深くて、どこか甘みを感じます♪
さすが、こだわりの豆です!

コーヒーと一緒にいただいたのが、ヴィーガン焼き菓子で人気のバナナケーキ。
ほんのりスパイスの香りがして、とってもおいしい♪
コーヒーとの相性が抜群です!

それぞれのコーヒーの持つ風味や焙煎方法を考え、相性の良い食べ物を選ぶ「フードペアリング」にこだわり、店員さんがお客さまにアドバイスしてくれます。

こちらで販売する、チーズケーキ以外の焼き菓子はすべて動物性のものを使わないヴィーガンフード。
他にもグルテンフリーのメニューなどもあります。
最近増えつつある乳製品アレルギーの方への配慮や環境などを意識した、こだわりのメニューです。

コーヒーの香りがするビールも飲める!

WOODBERRY COFFEE ROASTERSではちょっとしたバー気分で「Futako Black」なるお酒が味わえます。
こちらはふたこビール醸造所とのコラボで、WOODBERRY COFFEE ROASTERSで厳選した豆を使用した黒ビール。
コーヒーの香りと焙煎麦の豊かな味わいをぜひお試しください!

アナログレコードの音楽が流れる店内

店内で感じる温かみと懐かしさ。
ウッド調の内装とレンガの壁の効果かとキョロキョロしていると、ふとカウンターの端に今や貴重なアナログレコードプレーヤーが目に止まりました。
店員さん厳選の音楽がゆったりと流れます。
タイムスリップしたような、不思議な空間が漂っています。

充実した物販コーナー

店内に入ってすぐ右側の棚は、物販コーナー。
WOODBERRY COFFEEオリジナルのボトルや、コーヒー豆を使ったグラノーラ、ハリオのドリッパーなど、厳選されたコレクションは見ていて飽きません。
コーヒーを待っている間にでも、ゆっくりと眺めてみてはいかがでしょうか。

外国人のお客さまも多く来店

用賀・二子玉川界隈にはインターナショナルスクールや地域のコミュニティなどもあり、常連客には外国の方も多いようです。
取材時にテラス席でブランチを楽しんでいる方にお会いしたのですが、「ここのコーヒーの味は格別!」と大絶賛でした。
店長さんをはじめ他の店員さんも英語が話せるため、接客には困らないのが魅力ですね。
外国でのカフェ気分を味わいたい方にもぜひおすすめです。

地元に馴染んで存在する店

店員さんの程よい距離感での接客とおいしいコーヒーを求めて、常連客がたえず訪れるお店。
常連の方向けへのセミナー開催や、ポイント還元などの嬉しいサービスもあります。

また、店内は走り回れるほどの広さではないのですが、子連れのお客さんもよく来店されるそうです。
それは”多少騒がしいのもあり!”という子連れ歓迎のお店の雰囲気のおかげなのでしょう。
子どもが大好きな「レモネード」や「チョコレートミルク」の販売もあります。

“地元をこよなく愛し、また地元民から愛され、そこに馴染んで存在する店”
今回取材して私が受けた印象でした。

ちなみに、店名は創立者である木原さんの名前を、「木=Wood」、「原(はら)→腹 (はら)→belly→berry」から発想したというユニークなエピソードも。
木の温かみを感じるお店にぴったりの名前ですよね。

用賀駅へご用の際は、ぜひお立ち寄りください♪

WOODBERRY COFFEE ROAST 用賀本店
住所:東京都世田谷区玉川台2-22-17
アクセス:東急田園都市線「用賀駅」南口から徒歩約3分
営業時間:9:00-19:00(L.O.18:00、ドリンクL.O.18:30)
定休日:不定休

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。