レトロな雰囲気が漂う蒲田の「喫茶チェリー」

最近はおしゃれなカフェも多く世代を問わず人気ですが、一方で昭和の懐かしい雰囲気を残す「喫茶店」も、まだまだ根強い人気があるのをご存じでしょうか。

先日のテレビ番組でも、大学生が頻繁に喫茶店に通う姿をレポートしていました。私たち昭和世代にとっては懐かしい喫茶店が、若い世代には新鮮に映るようですね。

今日は、そんなレトロな雰囲気が漂う「喫茶チェリー」をご紹介します。

平日の夕方でもほぼ満席になるほど

喫茶チェリーは、JR蒲田駅東口から徒歩4分ほど。
お邪魔したこの時は平日の夕方16時頃で、ピークでない時間帯にもかかわらず、お店の前には何台か自転車が停まっていて、70席ほどある店内はほぼ満席でした。

駅チカという好立地でもあるので、もしかしたら常連さんだけでなく、ショッピングの休憩やお友達とゆっくり過ごしたい方がこちらを見つけて、立ち寄ることも多いのかもしれませんね。

モーニングからディナーまでお好きな時間でどうぞ

喫茶チェリーの営業は、9時に始まるモーニングから。
9~11時はモーニング、11~15時になるとランチメニューに切り替わり、ランチが終わるとラストオーダーの20時まではディナーメニューになります。

ランチとディナーの間も休憩なく営業しているので、お好きな時間に立ち寄れますね。

1番人気はテレビ番組でも紹介された「焼きチーズカレー」

メニューを見ると、お店の人気No.1メニューは「チェリー風 焼きチーズカレー」でした。
以前テレビ番組でも紹介されたようですよ。
とろけるチーズが野菜にたっぷり乗っている写真・・・見ただけでおいしそう。

喫茶店ですが、ガッツリのお肉料理もありました。
ライス・お味噌汁・ミニサラダのセット、それにドリンクを付けても1,000円切るとは!
駅チカなのにこのお値段はうれしいですね。

パスタメニューに国産のこだわりも

喫茶店といえばやはりナポリタン!と思うのは、昭和生まれの私だから?(笑)。
喫茶店で食べると、必ずと言っていいほど洋服にケチャップを付けてしまっていたのも、今では懐かしい思い出です。

こちらでは、ナポリタンの他に「博多辛子めんたいこパスタ」と「国産バジルのジェノベーゼ」がありました。

鹿児島県の枕崎市産の鰹節でダシをとったり、兵庫県たつの市産のバジルを使っているなど、メニューに書かれた説明からもこだわりが感じられました。

ふわふわのホットケーキにメープルシロップをたっぷりと!

メニューを見ていたらいろいろ食べたくなりましたが、残念ながらこの日は昼食を済ませてからあまり時間が経っていなかったこともあり、デザートを注文。

店内は相変わらずほぼ満席でしたが、10分もかからず運ばれてきましたよ。
2段重ねのホットケーキです♪
クリームの上に乗っている赤いサクランボが、喫茶店感を出していますね。

他のお店だったら、小さな器にちょこんと添えられているメープルシロップ、こちらではビンごと運ばれてきてびっくり!なんと贅沢な(笑)。

ホットケーキがふわふわで、とってもおいしい♪添えてあるクリームは甘すぎず、いいアクセントになっています。1枚目はこのクリームと一緒に、2枚目はメープルシロップをたっぷりかけていただきました。あー、幸せ!

店内を見回すと、多くの方が食べていたのがプリンアラモード。
裏メニューで「フルーツたっぷりプリンアラモード」があるそうです。
次回はぜひ、そちらを食べてみたいと思います。

居心地のいい店内の雰囲気を楽しもう

お店の壁には、同じアーティストの作品なのか、絵画がたくさん飾られていました。
喫茶チェリーの雰囲気によく合っている感じです。
明るすぎないライトが私には心地よく、夜はお酒を飲みながらゆっくり過ごしたくなりそう。

ステンドグラスのランプなど、飾られているオブジェもなんだか懐かしい。
こういう喫茶店に両親を連れてきたら喜ぶだろうな、とまったりしながら思いました。

喫茶チェリーの創業は1960年。
昔はこの辺りにたくさんの喫茶店があったそうですが、今ではだいぶ少なくなったとのこと。でも「これからもマイペースにがんばる」と、優しい店員さんが話してくれました。

昔ながらの懐かしい雰囲気がただよう喫茶チェリー。
みなさんもぜひ、足を運んでみてくださいね。

喫茶チェリー
住所:東京都大田区蒲田5丁目19-8
アクセス:JR京浜東北線蒲田駅東口から徒歩約4分
TEL:03-3735-3521
営業時間:月~土曜日9:00-21:00(ラストオーダー20:00) 祝日:9:00-17:00
定休日:日曜日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。