今回紹介するのは、駅から徒歩1分ほどのところにある「Caffe Prince」です。

お店までのアクセスは、京急本線大森町駅で下車し、商店街のある方へ右折します。
その後、商店街を歩いていくと右手に松屋があり、その隣にお店の入り口が見えてきます。
JR大森駅や蒲田駅からも歩いていくことはできますが、道が少しわかりにくく、少し歩きます。
JR大森駅からの方は京急本線大森海岸駅、蒲田駅からの方は京急蒲田駅へ乗り換えて大森町駅で下車するのをおすすめします。
鳥のさえずりがする店内へ入店
お店は2階にあり、階段を登っていきます。扉が開かれていたこともあり、とても入店しやすかったです。
オープン直後の来店でしたが、もうすでに先客がいました。
お店には鳥のさえずりがBGMが流れており、暑くなってきた外とは違い、清々しい気分になりました。

メニューはこちら。
ブレンドコーヒーやアイスコーヒー、カフェラテなどコーヒー豆を使用したドリンクが多くあります。しかしこのお店で特徴的なのは、紅茶メニューの多さ!
ミルクティーというと淹れた紅茶に牛乳を足したものが出てくるお店が多い中、このお店は紅茶とミルクを手鍋で煮出して作られます。
そして、フルーツティーの種類も豊富!コーヒーよりも紅茶の方が好きな私にとってはここのお店は楽園でした。
特にバナナティーなどめずらしい紅茶があり、選ぶのに迷ってしまいますね。

フードももちろん充実!カフェメニューでは定番のトーストやサンドイッチに加えて、ホットサンドやワッフルもあります。
暑い季節はコーヒーゼリーや紅茶ゼリーがよさそうですね。
どれもおいしそうすぎて一人で来たことを後悔しました……。
いい香りともに出てきたのは……
悩みに悩んで、今回オーダーしたのは、季節ごとにフルーツの種類が変わるフルーツティーと自家製ティーシロップがついたティーワッフルです。

この時期のフルーツティーは、メロンでした。
コップのふちにメロンが飾られているだけでなく、グラスの中には大きく斬られたメロンが5つ。見た目にもぜいたくな一杯です。
一口飲んでそのおいしさにびっくり!
紅茶特有の渋みがなく、その代わりに後味としてすっきりとしたメロンが香るアイスティーです。
フルーツティーといわれると、どうしても甘さが際立つものをイメージしていたので、このすっきりとしたフルーツティーに思わずごくごくと飲みたくなります。
中に入っているフルーツも食べられるとのこと。
さっそくいただくと、甘い!甘みの詰まったメロンはさっぱりとしているアイスティーと対比になっており、いいアクセントになっています。一杯で満足感のあるアイスティーです。
自家製のティーシロップをかけて、甘さの調整をしてもOK。
半分ほど飲んだタイミングでティーシロップを入れてみました!そうすると劇的に、味が変わりました!
紅茶の風味が強くなり、後味に紅茶特有の渋みを感じます。ですが、渋さがまたちょうどよく、甘くなったアイスティーの味を引き締めています。

入店したときにワッフルメーカーが目に入ったので、ワッフルが食べたい気分。
ワッフルはオーダーが入るたびにお店の方が一枚ずつ丁寧に焼きあげていきます。お店の中にただよう甘くておいしそうな香りに思わず、お腹の減りが加速します。
目の前に到着したのは、ベーシックなワッフル。白い容器にはたっぷりと自家製ティーシロップが入っていて、甘党の私にとってありがたかったです。
まずは、そのままで一口。できたてで温かいワッフルに思わず笑顔があふれます。
やさしい甘みのあるワッフルをそのまま食べ続けたくなりますが、自家製ティーシロップをかけていただきます。すると甘さが強調されてさらに絶品になります。
メープルやはちみつだと味が口の中に残りがちですが、このティーシロップのおかげで、口の中にしつこく味が残らず、食べやすい。
トッピングされているバターと合わせるとこってりとしたバターのうまさと塩分がシロップによってさらにおいしく変化。
また生クリームと合わせるとミルクのコクをティーシロップにより強く感じられ、また違った味になりました。
次訪れる際は……
気がつけばお腹も心もいっぱい!
お会計の際に店主の方とお話しすると、気軽にいろいろと教えていただけました。
自家製のアイスティーをベースに作っているティーシロップですが、ガムシロップも自家製とのこと。紅茶を知り尽くしたお店が作るからこそ、アイスティーにもフードにもあうのかと納得です。
シーズンごとに変わるアイスティーを楽しみに、また訪れたいです♪
Caffe Prince
住所:東京都大田区大森西3丁目20−14 富永ビル2F
アクセス:京急本線「大森町駅」から徒歩約1分
TEL:03-6884-0636
営業時間:10:30-21:30 (L.O.21:00)
定休日:月曜日