三軒茶屋周辺は、パン激戦区と呼ばれるくらい、さまざまなコンセプトを持つパン屋が並んでいます。
その中でも地元の方に愛され、パンのおいしさで勝負しているパン屋さんが、今回ご紹介する「小麦と酵母 濱田家」です。
三軒茶屋駅から徒歩約4分、世田谷通り沿いにあります。
パン屋には見えない外観をしていますが、扉を開くとおいしそうなパンがずらりと並んでいます。
1番人気は豆パン
イートインスペースはなく、全てお持ち帰りになります。
定番からマイナーなパンまで、さまざまなパンが並んでいるので、何を買おうか迷ってしまいます。
迷ったら、人気TOP3のパンが間違いありません。
1番人気は「豆パン」。
赤えんどう豆がたっぷりと入っていて、パンのモチモチ感と豆の甘じょっぱさがクセになります。
小腹が空いた時にちょうど良い大きさなので、手土産にもおすすめです。
2番人気は「サンライズ」という名前のメロンパン。
パンの甘みがあり、一般的なメロンパンとは味が違います。
砂糖がまぶしてあり、外側はカリッと中はモチッとした食感です。
パンが潰れてもすぐに膨らむくらい、弾力があっておいしいです。
3番人気は「カレードーナッツ」。
見た目の通りカレーパンですが、ドーナッツ生地を使用しているため、サクサクでモチモチの食感に仕上がっています。
中にはカレーのルーがぎっしりと詰まっていて、満足感がありました。
揚げたてのタイミングに出会えたらラッキーです。
もちろん、揚げたてでなくてもサクサク食感を楽しめます。
コクのある家庭的なカレーの味で、とてもおいしかったです。
焼きたての和風惣菜パン
定番の人気商品のほかに、濱田家の特徴といえるパンが「和風惣菜パン」です。
角煮やひじきなどをパンと組み合わせており、新しいパンを楽しめます。
「じゃがいも」と「きんぴら」が焼き立てだったので、ついつい買ってしまいました。
まずは、じゃがいもパンからご紹介します。
パンの中に、ホクホクの茹でじゃがいもとマヨネーズがたっぷりと入っていて、チーズで蓋をしてあります。
マヨネーズの油分がパンに染みていて、意外とボリュームがありました。
パンなのに口が乾かなくて、不思議な感覚です。
続いてご紹介するのは、きんぴらパン。
じゃがいもと同様に、パンの中に惣菜が入っています。
甘じょっぱい味付けのきんぴらごぼうは、しなしなで味がしっかりと染み込んでいます。
きんぴらパンはパン生地が薄く、具材がぎっしりと詰まっていて大満足でした。
素材を活かしたパンづくり
濱田家のこだわりは、素材を活かしたパンづくりにあります。
「真面目にパンを作り続ける」をモットーに、おいしいパン作りを目指しているため、和風惣菜パンのような特徴的なパンをおいしく作れるのかもしれません。
そこで最後にご紹介するのは、ベーコンパン。
ソーセージかベーコンで迷いましたが、見た目が面白そうなベーコンにしました。
どう焼いたらこの形になるのだろうと考えながら食べていたら、面白いことに気がつきました。
このベーコンパン、外側のハードな食感のパンの中に、食感の違うソフトなパンが入っていたのです。
具材はベーコンのみのシンプルなパンですが、素材を活かしたパンをより楽しめる工夫がされていました。
濱田家は食べログの評価が3.76もあり、パン百名店にも選ばれるくらい人気のお店です。
そんな濱田家には、日々多くの口コミが寄せられます。
やはり、豆パンはリピーターが多いみたいです。
今回は、「小麦と酵母 濱田家」をご紹介しました。
和風惣菜パンや、リピーターの多い豆パンなど、特徴的なパンを販売する人気店です。
三軒茶屋を訪れた際には、ぜひ濱田家のパンを食べてみてください。
小麦と酵母 濱田家
住所:東京都世田谷区三軒茶屋2-17-11 グレイス三軒茶屋102
アクセス:東急田園都市線「三軒茶屋駅」より徒歩約4分
TEL:03-5779-3884
営業時間:平日 8:30-19:30、土・日・祝日 8:00-20:00
定休日:不定休