駒澤大学エリアにある「ピキヌー」香味ハーブの美味しさが詰まったタイカリーを召し上がれ!

駒沢大学エリアでハーブをきかせたタイ料理をいだだけるのが、老舗のタイカレー店「タイカリー ピキヌー」。タイカリー好きをうならせる一方で、今までのタイカリーのイメージをくつがえすこちらのお店をレポートします。

駅から徒歩2分くらいと便利。目立つ場所に位置するわけではないのに客足が途絶えません。

多くの方に愛され続けている老舗店に潜入!

エントランスの雰囲気からして、どんなユニークなタイカリーを提供しているのか期待が高まります。

ピキヌーがオープンしたのは1999年。旨辛カリーの名店、タイカレー料理屋「早稲田メーヤウ」の店長をしていた山口茂さんが独立して立ち上げて以来、奥様の千鶴さんと二人でお店を切り盛りしています。
みなさんはタイカレーと聞くと、どんなイメージが浮かぶでしょうか?とにかくスパイシーで激辛のイメージがあるかもしれません。
ピキヌーで味わえるのは、肉、野菜、ハーブ、スパイスをとてもバランスよく取り入れたタイカレー。スパイスで体を目覚めさせ、香味ハーブでは心をリラックスさせ、ココナッツミルクが絶妙なハーモニーを作り出す。そんなさまざまなおいしさが複雑にミックスされたカリーをオープンから提供し続けているのです。

料理は茂さんの味覚に忠実に作られていて、彼がおいしいと思うもののみを自信をもって提供しています。レギュラーメニューは、6種類のタイカリー。そして、旬の食材を使った今月のアロイを月替わりで提供しています。

人気メニューの一つ「カントリーカリー」。タイのチェンマイでは別名「ジャングルカレー」ともいわれています。こちらのカリーの魅力の一つが、野菜を豊富に使っていること。ナス・きぬさやいんげん・ヤングコーン・えのき・ふくろだけ・ごぼう・生姜・豚肉・赤とうがらしなど、豊富な具材をいだだけるのがうれしいところ。一口ほおばると、辛みもきかせているけれど、ハーブの香味もふわっと感じられて何とも滋味深いおいしさ。辛さが立つだけの味わいでなく、旨味をじっくり感じられます。まさに香りを食べるカレーです。

こちらも外せない「グリーンカレー」。タイ料理ではおなじみのメニューですが、だからこそこのお店で食べてみたい一品。ハーブの香りも立ちつつ、ココナッツミルクのほどよい甘みもブレンドされ、野菜や肉の旨味も加わって、ハーブ×甘み×豊富な具材が生み出す旨味のハーモニーを楽しめます。

ちなみに店名のピキヌーはタイ語で「小さな唐辛子」という意味。この「ピキヌー入りの特製ナンプラー」はカレーを食べる際、ライスにかけてみるとピリッとよいいアクセントになり、食欲が増してくること間違いなし。

自家製の「おひとりサラダ」も、実はカレーに負けない?人気メニュー

グリーンカール・トレビス・ルッコラ・レタス・サニーレタスなど、何種類もの野菜を楽しめる一品です。シャキシャキの新鮮な野菜はどれもおいしい!さらに特製ナンプラーをひと回しかけてからいだだくと、辛さがプラスされ、おいしい味変になります。これにちょっとプラスするのもありなのが岩塩。マイルドな岩塩もふりかけ、自分のお好みの味に仕上げてしまうのもまた一興。カレーと一緒に食べたくなる一皿で、私が訪れた時も多くの方がサラダもオーダーしていました。

店内は、テーブルやカウンター席など約20席ほど。カウンター席もさることながら、テーブル席も一人で来店しても気兼ねなく楽しめる雰囲気。私が訪れた時も、一人で来ている方が多かったです。

さまざまな調味料や雑誌が置かれていて、店内は異国情緒もただよう空間

山口茂、千鶴ご夫妻がお二人で営むアットホームな雰囲気のお店。ハーブの魅力が活かされている滋味深いタイカレーは中毒性があり、何度でも足を運んでしまう常連のお客様も多いそうです。
できたてを楽しんでいただきたいのでお持ち帰りはできません。ゆっくりお店で楽しむスタイルとなっています。
複雑な旨味を放つタイカリーを楽しみたい方はぜひお試しあれ☆

ピキヌー
住所:東京都世田谷区駒沢1-4-10
アクセス:東京田園都市線「駒沢大学駅」から徒歩約2分
TEL:03-3422-7702
営業時間:平日11:30‐14:30/18:00‐20:30(L.O)
土日祝日12:00‐14:30(L.O)/18:00‐20:30(L.O)
定休日:火・水曜日
駐車場:無し

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。